桜とサクラ2011/05/15 23:04

 連休も終わり、札幌は今、ようやくサクラ満開の季節。一部分だけ毛が薄くなってしまった愛猫サクラを病院へ連れて行く。検査の結果、皮膚炎など全くなし。サクラもこの秋で16歳だ。最近の様子を医師に伝えると「う〜ん、そろそろ老人性の病気も疑われますね。」(ちょ・・っと、サクラは老人ではなく老猫だけど・・。)
 体重も3,6kgから3,0kgまで落ちている。昼はうとうと、夜に珍しく大きな声で鳴く。う〜ん、サクラ、本当におばあちゃんになったんだね。
 サクラがわが家に来た頃を思い出してしまった。林の中で段ボールに入れられて捨てられていたところを炊事遠足の為に通りかかった次女が放っておけなくて連れてきた。まだ、目も空いていなかった。手の平の上で震える子猫・・末っ子にはアレルギーがあるから「飼えないよ。」と言いきかせたが、使い捨てカイロやタオルで温めて守った。数日内には娘たちがいつの間にか、付けた名前で呼んでいるのを聞いて観念した。案の定、ぜんそくの発作を起こした四女は「お願いだから病院の先生に猫のことは言わないで。」と泣いた。不思議なことに根性(?)でぜんそくの発作回数は減った。
 正式に「サクラ」と名前を付け、病院で健康チェック、哺乳瓶と粉ミルクをいただいてみんなで育てた。ティッシュで刺激を与えてあげないと自分では排尿、排便は出来ない。本来なら親がするべきなのだ。
 サクラは本当に手のかからない楽な猫。完全なる家猫で一歩も外へ出ない。間違って出てもへっぴり腰でほとんど歩けなくなる。食事はキャットフード以外、関心がない。やんちゃで愛嬌たっぷりのウェンディに比べ、いつもお姉さんらしく振る舞ってくれたサクラ。
 とにかく今は、静かに穏やかに余生を過ごしてほしいと思っている。まだ、タンスの上にも飛び乗れる体力もあるしね!!

鶴の舞にうっとりしたり
鶴の舞に魅入るサクラ

いつのまにか食器棚に入り込んでいたり
いつのまにか食器棚に入り込んでしまったり

PCをチェック中のサクラ
PCをチェックしたり

それとなくおばあちゃんぽくなってきて
でもやっぱりおばあちゃんぽくなったこの頃

ぽ〜っとひなたぼっこ
ぽ〜っとひなたぼっこが似合ってる

コメント

_ さき ― 2011/05/16 01:12

さくら最初2日間くらいみーちゃんって呼ばれてたね(笑) なんて似合わないんでしょう。ふふふ Wendyは桜おばあちゃんに優しくできてるかな?もう大きな手で叩いたりしちゃだめだよって伝えておいてね!

_ hiromom ― 2011/05/16 21:14

ウェンディも10歳だからね。少しずつ、おばあちゃんだよ。
いまでも「まだ子供ですか?」なんて言われるけど・・。
サクラが家族になって16年も経つなんて何だか信じられない。
赤ちゃんの頃、いないって探したら毛布にへばりついていたりしたこととか、思い出してしまう。16年って大きいよ!

_ SATONA ― 2011/05/17 06:21

さくらは16歳になるんだね。ということは、私が拾ってきてから16年・・・・怖いぐらいに、あっという間の16年だね。とにかく、自由気ままに生きているさくらは我が家にはぴったりの猫だよね。(自分を猫と思ってないと思うけど) 特に、大きな病気も一つせず、さすがは野良の子。お母さんの言うように、余生を思う存分、さくら流で楽しんで欲しい。。

_ Hiromom ― 2011/05/17 12:47

そうだよ、16年。初めて病院へ連れて行った時、先生が「伝染病とか、かからなければ20年くらいは生きるよ。」と言ったこと、思い出すよ。
そのせいか、外に出さずに暮らしたから長生きできるって信じ込んだの。satonaもサクラに関してはうるさかったし(笑)

_ AKIHO ― 2011/05/18 23:26

懐かしい写真もたくさんだね。みんな言ってるけど、本当に16年かぁ…あたしたちは実家を離れたり戻ったり(?笑)しているから16年ずっとそばで見ていられていないけど、そうやって考えたらお母さんは、林太郎もwendyもさくらも、あと数知れないウサギや昆虫やドジョウやザリガニやカナヘビや…他にも、みーんな最初からずっと一緒なんだよね。それってすごいなって思う。下手したら、血の繋がった家族よりも長い時間一緒に過ごしているんだから。
さくら、ミーミー泣くからみーちゃんだったんだよね。笑 初めてうちにさとなちゃんが連れてきて、手のひら乗せた時の感じ、まだ覚えてる!しかも、ティッシュで刺激与えるの、確かさとなちゃんにやっちゃダメって言われた記憶が!!ガーン笑 やりたくて仕方なかったんだろうな…きっと…あたし…。ね、さとなちゃん笑

_ Hiromom ― 2011/05/19 00:50

今でも思い出すよ。サクラを抱いて居間に入ってきたときのSatonaの顔。「お母さん、猫・・。」ジャージーが濃紺だったからサクラの姿が見えなくてお母さんは「どこ?」って。サクラのことになるとホントにSatonaはうるさかったね(笑)
Sakiのお世話もサクラのお世話もakihoはあまりさせてもらえなかったんだね。今にして思えばakihoの気持ち、分かるような気がするよ〜。これからでも遅くない!お嫁に行って子供を産んで嫌って言うほどお世話して下さい。(笑)

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