夕焼けのマガン2011/05/05 23:46

 昨年はウトナイ湖へ暁のマガンを見に行った。薄明るくなる頃に一斉に飛び立つマガンたち。一瞬のできごとだった。今年は<ラムサール条約登録湿地>宮島沼まで夕暮れに帰ってくるマガンを見に行ってきた。
※参考まで
■宮島沼は国内最大のマガンの寄留地として知られ、広さはわずか30ha。
■「マガン」は国指定天然記念物で、日本版レッドリスト準絶滅危惧種にもなっている。
■宮城県の伊豆沼などで冬を越したマガン達は、夏を故郷シベリアで過ごすため、約4000kmの大移動を行う。

色々と寄り道しながら到着したのは午後5時ごろ。案内板で6時あたりに帰ってくる姿を見られると知る。
 空も晴れ渡り、風もほとんどなく観察日和だけれど石狩平野の空気はかなり冷たい。それでもたくさんの人たちがカメラを持ってやってくる。札幌から車を走らせてもいつもなら見ることの出来る畑や田にはマガンの落ち穂をついばむ姿が見られなかった。どこで餌を食べているのか・・。案内板には38000羽のマガンが確認されていると書かれていたが。
 ところが予定通りどこからともなくマガンの隊列が遠くから近づいてくる。徐々に鳴き声も賑やかになる。
 
 




観察小屋の壁に貼られているマガンの確認数。まもなく全てのマガンがシベリアへと旅立つのだろう。

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